癒しのハーブティー

     リフレッシュミント 

梅雨の季節になり、毎日、空模様が不安定ですね。
この季節は、気持ちまで湿りがちになったりして、どうもすっきりしません。
そんな時には、気分をリフレッシュさせてあげるブレンドがおすすめです。
ペパーミント、スペアミント、レモンピール、レモンバームを中心に作ってみましょう。
ハーブをブレンドしてみましょう!
シングルハーブティーの中には、味があまりないものや、苦味や酸味が強いものなどがあります。
ブレンドすることで、味をまろやかにして飲みやすくすることができます。
ブレンドしても効果を消し合うことはありませんし、むしろ相乗作用で、より効果的なハーブティーを作ることもできます。
『美味しく飲んで、続けること』大事ですネ。


シングルハーブ
ハーブにはそれぞれ個性的な特徴があります。ひとつずつのハーブの魅力を知って、
色や香りを楽しんだり、 心と身体の健康に役立てましょう。


ペパーミント
科名:シソ科   使用部位:葉
吐き気、つわり、乗り物酔い、お腹の張りを取るなど、主に消化器系の不調に効果的に作用します。
温冷作用があるので、寒い時には温め、暑い時には冷ましてくれます。
リフレッシュもさせながら、鎮静作用も持ち不眠にも良いと言われています。
ウォーターミントとスペアミントの交配種です。

ペパーミントの強い殺菌作用は、よく知られるところですが、中世のイギリスでも傷の殺菌、洗浄や痛み止めに活用していました。
耳痛の時はハチミツと混ぜて使用したり、お産にはミントの粉末をワインに混ぜて飲んだと伝えられています。


<スペアミント>
科名:シソ科   使用部位:葉
ペパーミントよりもやさしく穏やかな作用で、ほのかな甘みがあります。
消化を促進し、爽やかな香りにはリフレッシュ効果があります。

ミントの花言葉は“燃え上がる恋”
冥界の王ハデスが、地上世界を訪れた時のこと、途中で妖精のミンテに恋をしてしまいました。
ミンテは、ハデスの乗る金色の馬車のまばゆさに目もくらむ思い。
ところが、ハデスがミンテを口説き落とそうとしたことを知った妻のベルセフォネが、ミンテを甘い香りのする食物に変えてしましました。
こうしてハーブのミントは生まれたのだと言われています。


<レモンバーム>
科名:シソ科   使用部位:葉
メリッサの別名を持ち、レモンに似た香りのハーブです。
ストレスからくる胃の不調に良く、憂鬱な気分を取り除いてくれます。
また血圧を下げて、気分を落ち着けてくれる作用を持ちます。
古くから、頭痛、腹痛、歯痛の緩和に用いられてきました。


レモンピール
科名:ミカン科   使用部位:果皮
レモンの果皮を乾燥させたものです。殺菌作用、収斂作用、食欲増進作用などがあり、爽やかな香りを持つので香り付けに使用されます。



ハーブティーの美味しい入れ方
1. ティーポットとカップはあらかじめ温めておきましょう。
2. ティーカップ1杯(150〜180CC)に対してティースプーン山盛り1〜2杯のハーブをポットに入れます。
3. 沸騰から一呼吸おいたお湯(95℃前後)を静かに注ぎます。香りが逃げないように素早く蓋をしましょう。
4. 3〜5分蒸らします。(花や葉は3分、実や種は少し硬いので5分が飲み頃です)
5. 蒸し終えたら、すぐにハーブを取り上げて下さい。
(そのままにしておくと、苦味や渋味がでてしまいます)
6. 温めておいたカップに注いでお飲み下さい。

美白ブレンド ・リフレッシュミント ・肩こり・冷え対策ブレンド ・夏ばて対策ブレンド ・秋のリラックスブレンド
・クリスマスブレンド ダイエットブレンド 春の浄化ハーブティー ・夏目前!肌対策ハーブティー

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