香りを感じるお話
  
南国の花の香りに旅心誘われて

8月も中旬にさしかかりました。皆さま、夏休みをどんな風にお過ごしでしょうか。
海外旅行に出かける方の数もピークの時期ですね。
私も海が美しい場所へ出かけることが大好きです。
この季節は、海の潮の香りと南国の花の香りに心が旅をします。
空港に降り立った時、どこからともなく漂ってくる甘い花の香りは、
旅への期待感とともに気持ちを高揚させてくれるように思います。

香りを探し求めた旅の想い出

ある年のハワイ旅行で、ハワイの花々のエッセンシャルオイルを探したことがあります。
ハイビスカスやジンジャーなどのエッセンシャルオイルは
「きっとハワイのお店にあたりまえのようにある」と思ったら大間違い。
アロマテラピーショップに並ぶのは、日本で見かけるものと同じ種類のエッセンシャルオイル。
雑貨店で見かけるものは、オー・デ・コロンやボディケアグッズに作られたものばかり。
100%ピュアな花のオイルがないことに意外にも苦労をしました。
諦めかけた最終日、あるショッピングセンターで、6種類の花のオイルに巡り逢うことができ、
忘れることができない旅の想い出になっています。


ハワイの花嫁を飾る気品ある香り

その時にはじめて出会った香り『ピカケ』は、甘く気品ある香り。
白い小さなハワイアンジャスミンの花で、ハワイ語で孔雀の意味を持ち、レイは花嫁を飾ることでも
知られています。
ハワイ王朝のプリンセス、カイウラニがこの花と孔雀を愛したことから名付けられたそうです。
ジャスミンの香りは、優しい陶酔感と幸福感をもたらし、不安な気持ちを追い払ってくれると言われます。
激動の時を生きた美しいプリンセスは、王宮の庭に咲く可憐な花の香りに安らぎを見いだされていた
のでしょうか。
皆さんのバカンスの想い出の中にはどんな香りがおありですか。


・フラワーバス ・千年茶館 ・ミントタオル ・ハーブスコーン ・香りのクリスマス ・和を感じる香り ・薔薇の香り
・香りと出会う旅

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